バンコクでは本格的に雨季に入り、髪の広がりが気になる季節となりました。
『バンコクに来てから髪質変わった…』『とにかくボサボサ…』『もう毎日束ねてる…』
なんて声もちらほら。
今回は雨の日や、水質が原因で広がる理由とその解決策のお話。
✔️湿気で広がる、うねる
✔️髪がごわつく
✔️日本だとまとまるけど、タイに来てクセがでる
Q.なんで髪が広がるの?
A.大きな理由は二つ、水質と湿度
それぞれ影響の出る質感が違うのですが、すごく大雑把に分類すると…
ゴワゴワ、キシキシ、パサパサ→水質
ボワつく、広がる、クセが出る→湿気
バンコクの水質
日本の水道水の硬度が50~100mg/lの軟水に対し、バンコクは120mg/lでやや硬水と言われています。(浄水場によっても変わります。タイも地域によっては軟水です)
水の中のミネラル(マグネシウムやカルシウム)が多く含まれると硬水、少ないと軟水と呼ばれます。
硬度が上がるとシャンプーや石鹸と化学反応を起こし、髪や肌に残留してしまいゴワゴワキシキシの原因となってしまいます。
バンコクの湿度
ご存知の通り、年間通して湿度が高く蒸し暑い日が多いですね。
特に日本から来たばかりだと、汗をかくことも多く髪も乱れやすいです。
対策と解決方法
嘆いても始まらないのでタイプ別に解決方法を見ていきましょう。
ポイントは髪の中の水分量。
多すぎても少なすぎても❌
ダメージした髪は水をたくさん吸い込み、たくさん吐き出します。
シャンプー後、ダメージした髪がベタっと重たく、乾きにくく感じたことはありませんか?
これは過剰に水を吸い込んだ状態です。
さらにこの状態から乾かすと、水をたくさん吐き出しカラカラに乾いてしまいます。
これがパサつきの原因ですね。
水を吸い込む性質に変化したダメージ毛は大気中の水分(湿気)も吸い込み、元の形に戻る力が働き、スタイリングした髪も崩してしまいます。
クセ毛やエイジング毛も同じように、水分が頻繁に出入りすることでまとまりにくくなります。
広がる髪の対策方法
ダメージが原因で乾燥する、年齢と共に増えるザラザラしたエイジング毛はこちら。
必要なのは髪内部の補修と保湿。髪に必要なタンパク質の一部が損傷し、穴が空いた状態です。薬剤や日々のお手入れ(シャンプーやドライヤー)などで負担が大きくなり、髪が弱っています。
まずはサロンケアで毛髪内部のタンパク質を補修し、自宅では保湿を中心としたケアがおすすめです。
内部補修トリートメント 2300~2800バーツ
クセが出る
湿気の影響でクセがでてまとまりにくい髪はこちら。
大気中の水分を吸い込んだ髪は一時的に強度が下がります。
それを繰り返すことでかみは潜在的に持っていたクセまで引き出し広がっていきます。
日本では感じなかったクセが気になるのもこれが原因。
カットやスタイリングだけでは抑えるのに限界があるため、全体もしくは部分的なストレートパーマをお勧めします。
一部でもクセが抑えられれば朝のスタイリングは格段に楽になります。
髪の負担を最小限に抑え、硬くならないしっとり質感のストレートを準備しております。
プレミアムストレート 3800~4800バーツ
ゴワゴワする
シャンプー後に髪のキシみ、ゴワつきが気になる髪はこちら。
水質の影響で、水に含まれるマグネシウム、カルシウムが髪に付着し手触りを悪くしています。
蓄積するとシャンプーしてもベタベタしたり、痒みニオイの原因にもなります。
髪が水分を過剰に吸収して起きるため、髪を健康な水をはじく状態にすることで解決します。
オススメは髪質改善ケアで髪のザラつきと、余分な水分を取り除き、自宅では補修系のトリートメントでケアすることで見違えるほどの艶髪になります。
髪質改善ケア 2300〜2800バーツ
オラプレックスホームケア 各1400バーツ
まとめ
基本的な髪のケアには保湿が効果的です。シャンプーの残留を防ぐためにしっかり流し、保湿(オイルやミルクタイプのアウトバスケア)を毛先中心にしっかり行ってくださいね!
年中高温多湿なバンコクは湿度に特化したケアが必要です。これは日本でのケア方法とは全く違ったものになります。
湿気の影響が出る髪は大きく分けて3タイプ。
- 普段ストレートだが、汗や湿度で膨らんだり表面がボワつく。
- 元々少しクセが出ていたが、強くうねるようになった。
- 柔らかい髪質で、ペタッと潰れる。
これらの髪質が混ざっているケースもあり見極めが重要です。
特に日本人に多いのは混合型の髪質。
必要に応じてポイントでクセ毛を抑えるストレートパーマをかけたり、うねりだけを軽減させて、クセを活かす方法もあります。
パーマで動きを出して、クセと馴染ませるのも有効的です。
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