こんにちは、neve hair salonです。
乾季が訪れると、気温が下がるのは嬉しいけれどバンコクの深刻な大気汚染が気になります…
年々、空気中のPM2.5やホコリなどの微粒子汚染が増加しているため、この時期にはお肌や喉だけでなく、髪や頭皮にも悪影響が出やすくなります。
お客様からも「髪のゴワつきが気になる」「ベタつきが落ちない」といったご相談が増えるのもこの季節の特徴です。
特にこの時期の大気汚染の影響による髪や頭皮のニオイには気をつけたいところです。
今回は、乾季特有の環境から髪と頭皮を守るポイントについて詳しくお伝えします!
乾季に髪や頭皮が臭いやすくなる理由
乾季は空気の乾燥だけでなく、大気汚染の影響も強く受けやすい季節です。
まずはこの環境要因が髪や頭皮に及ぼす影響について解説します。
乾燥による皮脂分泌の増加
乾季は空気中の湿度が低くなるため、肌だけでなく頭皮も乾燥しやすくなります。
頭皮が乾燥すると、皮脂腺が保護のために必要以上の皮脂を分泌します。
この皮脂が酸化すると、独特なニオイを放つようになり、頭皮の臭いの原因になります。
皮脂の酸化と臭いの関係
タイの乾季は紫外線が強いため、髪や頭皮は常に酸化ストレスにさらされています。
紫外線が髪に当たると、内部のタンパク質が分解され、ダメージが蓄積。
さらに、乾燥が加わることで髪の保水力も低下し、パサつきが目立つようになります。
皮脂が紫外線や大気中の酸素に触れて酸化すると、脂肪酸が発生し、これが特有の「古い油」のような臭いを生じます。
乾季の頭皮は、乾燥対策としてこの酸化リスクのある皮脂が多く分泌されるため、結果的に臭いやすくなるのです。
特に1日2回シャンプーする方や、洗うときに強く擦り過ぎている場合は乾燥が進行しやすくなります。
大気汚染物質の付着
都市部では排気ガスや工場の煙など、空気中に浮遊する微細な汚染物質が多く存在します。
PM2.5などの微粒子状物質は特に髪や頭皮に吸着しやすく、ニオイの原因にもなります。
またPM2.5などの微粒子状物質が、積もると髪にゴワつきやベタつきをもたらします。
キューティクルが損傷すると、髪内部の水分が蒸発しやすくなるため、髪がパサパサになったり、まとまりにくくなることがあります。
汚染物質による化学反応
これらの汚染物質は頭皮の皮脂と化学反応を起こし、酸化がさらに進行しやすくなります。
この酸化プロセスが進むことで、臭いが強まる原因になります。
また、髪のキューティクルが損傷している場合、より汚染物質が内部に吸着されやすく、臭いが持続することも。
頭皮の乾燥によるバリア機能の低下
頭皮が乾燥すると、頭皮自体のバリア機能も低下しやすくなります。
このバリア機能の低下により、外部からの刺激や汚れが頭皮に直接影響し、皮脂腺が刺激されることで過剰な皮脂が分泌され、ニオイが発生しやすくなるのです。
バリア機能低下が引き起こすトラブル
バリア機能が低下すると、ただ臭いだけでなく、炎症やかゆみの原因ともなります。
このような炎症があると、頭皮はさらに過剰に皮脂を分泌するため、酸化した皮脂と汚染物質の組み合わせで、臭いが悪化しやすくなります。
気温の上昇による発汗
2月を過ぎる頃には気温が高くなるため、汗をかきやすくなります。
汗には皮脂とともに老廃物が含まれており、これが頭皮に溜まると細菌が繁殖しやすくなり、臭いの発生源となります。
汗と細菌の繁殖
汗は通常無臭ですが、頭皮の皮脂や汚れと混ざり、細菌が繁殖すると嫌な臭いを放つようになります。特に湿気が少ない環境では、汗が乾きやすく、そのまま頭皮に老廃物が残ることで、ニオイが強くなります。
こうした汚染物質は日常のシャンプーでは落としきれないことが多く、髪や頭皮に長時間留まることで、ダメージがさらに蓄積されます。
家に帰ったあとも髪や頭皮に残る微細な汚れは、知らず知らずのうちに髪の質感や頭皮環境に悪影響を及ぼしています。
これらの要因が重なることで、乾季の髪と頭皮は普段以上に臭いやすくなります。
髪と頭皮を清潔に保つための「頭皮クレンジング」の重要性
乾季特有の大気汚染による影響から髪と頭皮を守るためには、日常的なシャンプーだけでなく、定期的な「頭皮クレンジング」が欠かせません。
頭皮クレンジングは、普段落としきれない蓄積した汚れや不要な皮脂、微粒子汚染をしっかりと除去するケアで、次のようなメリットがあります。
微粒子汚れをしっかり除去
neve hair salonでご提供している「デトックスヘッドスパ」は、普段のシャンプーでは落としきれない汚れを吸着し、しっかりと除去する特別なケアです。
頭皮と髪を清潔に保つことで、髪が軽やかにまとまりやすくなり、手触りも改善します。
頭皮環境を整え、健康な髪を育む
頭皮クレンジングは、毛穴に詰まった皮脂や汚れを取り除くことで、血行が促進され、栄養が行き届きやすくなります。
これにより、髪が根本から元気になりやすく、健康な髪の成長が促されます。
大気汚染による負担が大きい乾季こそ、頭皮を健やかに保つことが大切です。
大気汚染と乾季のダメージから髪と頭皮を守るために
乾季特有の環境ダメージから髪と頭皮を守るためのケアをご紹介します。
サロンケアで定期的にリセット
大気汚染による影響を受けやすい髪や頭皮は、サロンでの定期的なリセットケアでダメージを最小限に抑えることができます。
neve hair salonの「デトックスヘッドスパ」では、髪や頭皮に蓄積した微粒子汚れを徹底的に取り除き、すっきりと清潔な状態へと導きます。
ホームケアでも汚染対策を
サロンケアと併用して、ご自宅でのケアも重要です。
週に1〜2回、ご自宅で「頭皮クレンジグ」を行うことで皮脂の蓄積を防ぎます。
同時にUVカット効果のあるヘアケア製品を使用することで、日中の紫外線などの酸化ダメージを軽減。
乾燥対策として保湿効果の高いシャンプーやトリートメントを取り入れることで、乾燥から髪を守り、しっとりとした質感を保つことができます。
タイの温暖な気候だとついサボってしまいがちですが、シャンプー後にすぐ乾かすことも重要です。
濡れた頭皮は菌の繁殖の原因にもなるため、ドライヤーを使うことをおすすめします。
乾かす際は、頭皮が乾燥し過ぎないように気をつけてくださいね。
毎日のシャンプー前にブラッシングするだけでも汚れを落としやすくなります。
摩擦による負担を軽減し、キューティクルの損傷を防ぎ微粒子汚れ付着を防ぎましょう^^
まとめ:乾季に合わせたヘアケアと対策で髪も頭皮も健康に
バンコクの乾季は、気温が落ち着く一方で大気汚染や乾燥が髪と頭皮に負担をかける季節です。
サロンでのケアと日常のホームケアを取り入れることで、髪や頭皮の健康を守り、美しい髪を保つことができます。
最近、髪がゴワゴワする、ニオイが気になる、などお悩みの方はお気軽にご相談ください。
ご予約はLINEから承っています。皆様のご来店を心よりお待ちしております。
おすすめメニューとヘアケア商品
neveのおすすめサロンケアとホームケアをご紹介
デトックススパ
普段のシャンプーでは落としきれない汚れを洗いながし、頭皮のケアを行います。
大気汚染による地肌や髪のストレスを取り除き、保湿ケアやトリートメントなどの浸透を助けます。
指圧による頭皮マッサージで血行を促進し、あなたの日々の疲れを癒します。
OLAPLEX No.4C ボンドメンテナンスクラリファイングシャンプー
頭皮と毛髪の皮脂や汚れ、べたつき、日常では落としきれないスタイリング成分だけでなく、水道水に含まれるミネラル分や塩素、空気中の汚染物質をケアし、クリアな毛髪に導くディープクレンジングシャンプーです。その後のトリートメントの質感が向上します。
CLAY ESTHE PINK CLAY
優しい洗浄成分と、ヒアルロン酸をはじめとした天然の保湿成分を使用したケアシリーズ。
タイの水質や気候とも相性が良く、根本は軽い仕上がり、毛先は柔らかく保湿を実現します。
上品な香りは大人の女性にもぴったりです。
PLARMIA クリアスパフォーム
濃密な炭酸泡で洗い上げる、週に1〜2回のクレンジングケア。
ニオイの元となる過酸化脂質を除去し、すっきりと軽い仕上がりに。
ベタつきが気になる方におすすめです。
CRONNA クレンジングスパシャンプー
炭の吸着特性を生かして頭皮をクレンジング。
PLARMIAシリーズに比べると優しい洗い上がりが特徴です。
皮脂分泌が少なめの方にもお使いいただけます。
Elujuda Sun protect シリーズ
紫外線から髪を守り、しっとり潤うアウトバストリートメント。紫外線による酸化ストレス軽減におすすめです。
乾かす前のオイルとミルク、乾かしたあとのバームとオイルで髪に合わせた自由な質感を選ぶことができます。
アイロン後の仕上げにも◎
個人的に今年いちばんのおすすめケア剤です✨