これまでも何度か紹介させて頂いている『ショートスタイル』
ここバンコクでも増えてきましたね。
neveも例に漏れずショートヘアのお客様にたくさんお越しいただいております。
ショートやボブといった短めのスタイルを切る時に特に気を付けていることが『骨格補正』と『質感コントロール』の2点。
今回はそんなカットへのこだわりをお伝えしたいと思います。
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✔️短いスタイルに挑戦したい!
✔️短くしたけどすぐにヘアスタイルが崩れてしまう…
✔️短いスタイルってお手入れ大変じゃないの?
ずばりカットの違いはどこに出る?
美容室に行った時、ヘアカットの「合う」「合わない」ってどこに出るのでしょうか?
管理人的な回答になりますが、以下の3点だと考えています。
①ライフスタイルに合っている
顔に似合っているのは当たり前なのですが、大事なのは「ライフスタイル」に合ってるかどうか。
かっこいい感じにまとめたいのに、ガーリーになってしまったり…
年齢よりも若すぎたり、大人すぎたり…
すごくこだわった髪型だけど、翌日からスタイリングできなくなったり…
これらはどんなに技術的なカットが巧くても、お客様のライフスタイルに合ってるとは言えません。
気持ちも含めて『どう見せたいか』『どう見られたいか』が大切です。
②次のカットまでのまとまり、カタチ
どんな髪型も切りたては問題ないです。
差が出るのは時間が経ってから。具体的には2週間から4週間くらいで違いが出てきます。
個々が持つ毛流れ、髪のクセ、骨格に合っていないと急にまとまらなくなったり、ハネたりします。
髪が伸びる速さは変わらないので、もちろん重くなったり長くなったりは感じますが、ヘアスタイルとして成立していることがポイントになります。
③明日からの再現性
カット後のスタイリングの説明を受けた時に『難しそう』と感じたことはないでしょうか?
髪のお手入れは毎日のことなので、できるだけシンプルにが理想です。
髪を切ったはずなのに明日から手間が増えることは本末転倒です。
『何もしなくてもまとまる』ことがベースになり、そこからアレンジを加えていく方が負担少なく新しい髪型と付き合えます。
骨格補正ってなに?
顔の形、頭の形、さらには体の形。これらは千差万別です。
当たり前ですが美容師さんは髪の形を変えることはできますが骨は変えられません。
つまり骨の形が全ての土台となり造形を作ります。
その土台となる骨を含め、どこから見ても綺麗に見えるバランスを探します。
具体的には、「頭を小さく見せる」「頭の奥行きを作る」「首を長く見せる」「輪郭を整える」などです。
他にも細かいところは沢山ありますがこのポイントを抑えるだけでもお顔の見え方は大きく変わります。
気になるパーツはただ隠すだけではなく、あえて出したり、目線をそらす工夫をすることもできます。
日本のカットの特徴はこれらの技法を確立させているところにあると思っています。
この骨格補正によりカットバランスの持ちが良くなり、次回まで大きく崩れなくなります。(もちろん限界はありますよ笑)
質感コントロールとは?
この場合の質感とは毛先のカットの技法にあたります。
硬い質感、柔らかい質感、透ける質感、重い質感などこちらも様々です。
この質感の作り込み丁寧に行うことで、ご自宅での再現性が高まります。
ワックスをつけた時に毛先が動いたり、オイルをつけただけで綺麗な毛流れが出たりするのはこのためです。
特にバンコクの高温多湿な環境ではこの質感コントロールが大切です。
日本の気候とは大きく違うため、切り方やお手入れ方法を変えなくてはいけません。
neveではちょっと特殊なハサミを使って手触りが良く、まとまる質感をご提案しています。
小顔効果ってよく聞くけどなに?
『顔や頭を小さく』見せる方法はメリハリを作ることです。
そのためには先述の骨格補正で記載したとおり、頭の形を綺麗に見せることが一つの大きなポイントになります。
それから質感コントロールでの再現性によるスタイリングも大切です。
ボリュームを出すところ、タイトに締めるところのメリハリでバランスが良くなります。
全てをタイトにしてしまうと、逆に顔は強調され大きく見えます。
メイクも『陰影』によるメリハリをつけますよね。
ヘアスタイルも同じでどこを立体に見せ、どこを隠すかで顔の大きさが変わります。
こればかりは皆さん違うのでご来店の際に綺麗なバランスをお伝えします!笑
ショートヘアのお手入れ
ショートヘアのお手入れは簡単です。
まずは担当美容師さんに『どこにボリュームを出すか、どこを締めるか』を確認しましょう。
そこさえ守れば大きく崩れる事はないはずです。
カットの目安は1.5〜2ヶ月くらい。ボリュームが出やすかったりクセがある方は1ヶ月くらいでもOK!
特に襟足が広がりやすい方は早めがオススメです。
短いスタイルの場合、崩れるのは大抵が後頭部からです。
サインはトップにボリュームが出にくくなるのでその頃に調節しましょう!
ショートヘアスタイルサンプル
一言に『ショート』と言っても様々なフォルムの違いがあります。
少しの差でも印象を大きく変えることができるのがショートヘアの魅力だと思います。
ここでは肩より上の長さのヘアスタイルをそれぞれ紹介します。
フォルムのボリュームの位置が変わるので比べてみてくださいね!
ショートレイヤー
レイヤーを入れてくびれを作るのが特徴的です。
重心の位置は高く、トップにボリュームを作りやすい長さでもあります。
「カジュアル」や「クール」な印象を与えることができます。
ひし形(ダイヤ形🔸)のフォルムで毛先に動きを出すことで小顔効果、骨格補正効果の高いヘアスタイルです。ポイントでパーマをかけるとより動きが出しやすですね。
ショートボブ
ショートレイヤースタイルと比べると丸みを残すが特徴です。
サイドや後頭部に丸みを作り柔らかいフォルムに仕上げます。
その丸みが「フェミニン」な印象を与えます。
ヘアカラーによる動きを感じやすい長さでもあるので、ハイライトとも相性◎
スタイルの持ちも良く、毎日のお手入れもしやすい良いとこ取りです。
ボブ(ミニボブ)
表面の長さを残し、タイトに仕上げたり、毛先に丸みをつけAラインに仕上げることもできます。
最近だと毛先を外ハネにして動きを出すことも多いですね。
長さを残す分まとまりもよく、広がりやすい方や、ちょっと束ねたりアレンジしたい方にもオススメのスタイルです。
地毛風のストレートパーマをかけてあげれば更にまとまりよくツヤツヤになるので時間がなかなか取れない方にも人気があります。
「クール」「マニッシュ」「コンサバティブ」な印象にコントロールがしやすく、前髪の作り方や長さの微調節で雰囲気がガラリと変えることができます。
もちろん毛先のパーマも◎
まとめ
いかがでしょうか?
比べてみると少しの差でも雰囲気が全然違いますよね。
あなたにピッタリのヘアスタイルをさがしてみてくださいね!