このとことインスタグラムなどみていても、ヘアカラーの人気はグラデーションやバレイヤージュ、ハイライトといった立体的で髪の動きが綺麗に見えるスタイルに集中していますね。
写真や動画など平面での表現になると、単色のヘアカラーでは動きを感じにくいためコントラストの強いヘアカラーの方が見た人にリアクションに繋がるのが人気の理由でしょう。
neveのブログでもハイライト関連の記事は人気が高くお客様のお問い合わせも大変多くなっています。
【初めてでも大丈夫!】ハイライトカラーを失敗しないコツ!オーダーのポイントを解説!どうやったら綺麗に見えるの?ブリーチは必要?白髪を明るくうまく活かすには?
しかし、全ての人がブリーチや派手髪カラーができるわけではありません。笑
今回はブリーチを使わずにつくるグラデーションカラーのご紹介。
これなら髪に負担をかけずに立体的なヘアカラーを楽しむことができます。そんなお話。
✔️動きのあるヘアスタイルにしたい!
✔️でもブリーチしたくない!
✔️今後カラーを続けるか迷ってる…
グラデーションカラーってなに?
グラデーションカラーとは、根本は暗く、毛先にむかって徐々に明るくなるような仕上がりにするヘアカラーの技法です。
地毛の黒髪から繋げてコントラストを作ることもあれば、ダークブラウン〜ライトブラウンで自然な仕上がりにしたり、根本はナチュラル→毛先はピンクなど色で差を出すこともできます。
バレイヤージュやハイライトはコントラストを強調して筋感をはっきりさせるのに対して、グラデーションはより自然な仕上がりになるのが特徴ですね。
【バレイヤージュ】ハッキリした束感が特徴。毛先にむかって明るくなる。
【ハイライト】細かい筋で様々なヘアデザインに対応できるのが特徴。
【グラデーション】毛先に向かって自然に明るくなるのが特徴。
3つの人気のヒミツ!
①髪の動きを綺麗に見せることができる!
毛先は明るく仕上げるので、髪の立体的な動きは強調されます。
特にカールアイロンを使ってウェーブや巻き髪に仕上げる方にもおすすめ!
重なりが綺麗に見えてふんわり透ける色を演出できます。
②根本が伸びても気になりにくい!
根本付近は地毛のトーンに近い色で仕上げてるため、2〜3ヶ月伸びても境目が気にならないのも嬉しいポイント!
なかなか時間が取れず定期的に美容室に行けない方や、少しずつ地毛に戻していきたい方にも◎
毛先の明るいパートが黄色くなってきたらカラーシャンプーで色を調節すればさらに長く綺麗な状態を楽しむことができます。
左から
アッシュ→オレンジっぽくなった毛先を落ち着かせます。
パープル→明るい黄色になってきたらコレ!透明感を出します。
ピンク→ベージュ系の優しい色味にしたいときはピンクで赤みを足して。
③明るい色が楽しめる
グラデーション上に染めることで、単色で染めるよりも全体の印象は落ち着きます。
そのため毛先はいつもより、明るめに仕上げることができます。
根本から明るいとお顔の印象に大きく影響するため、肌のトーンと合わなかったり、明るすぎる印象になってしまうことも心配…
お顔のイメージに関わるところまで、ナチュラルトーンで仕上げ、毛先はしっかりメリハリを利かせて明るい色を楽しんでみましょう!
ブリーチなしでもできるの?
多くの方が気になっているブリーチの必要性…
でもグラデーションカラーでコントラストをしっかり作ればブリーチは必須ではありません。
もちろん、より透明感のある色を希望される場合は必要なのですが、毛先1/3だけブリーチすれば十分なのでハードルは下がります。
根元を地毛に近いトーンから始めて毛先はヘアカラーでできる一番明るい色を使っていけばグラデーションカラーは可能です。
【サロンスタイル】実際にブリーチなしでやってみたよ。
では実際のヘアスタイルを比べてみましょう。
今回のオーダーはヘアカラーを徐々にやめて地毛のトーンに戻す計画です。
根元〜中間部分は自然なトーンまで落ち着かせて、毛先は今の明るさを活かして馴染むよう色味を調節します。
【ビフォア】数ヶ月根本が伸びた状態。境目がまだハッキリとしています。
【アフター】境目は目立たなくなり、毛先の色味も馴染んで自然なつながりができました。
地毛に馴染ませるための色を選ぶポイントは、アッシュグレイやグレージュといった赤みや黄色みが少ない色を選ぶことです。
地毛は黒でモノトーンなので、オレンジや茶色の暖色よりも相性が良く繋がりが綺麗に見えます。
巻いた毛先も綺麗に透けてくれます。
色を長持ちさせるポイント!
色を少しでも長く綺麗に楽しむにはホームケアがとっても大事です。
①シャンプーの見直し!
褪色の原因は毎日のシャンプーです。
今お使いのシャンプーが洗浄力高いものだとあっという間に色は変わってしまいます。
オススメはアミノ酸系の優しく洗うタイプのシャンプーです。
これだけで1ヶ月後のヘアカラーは全く違う色になります。
neveではカラーケアとしてオラプレックスをご案内しています。
②徹底的に保湿!
保湿は髪表面のキューティクルに作用します。(髪のウロコみたいな役割で内部を守っています)
髪は乾燥するとこのキューティクルが剥がれて穴が空き、髪内部の色素が流出しやすくなります。
つまりダメージするほど色持ちは悪くなる!そうなる前に保湿して髪を守ってあげましょう。
③色抜けした後はカラーシャンプー!
先述の通り、色が抜けたら色素を補充することで、イヤ〜な黄色やオレンジ色を防ぐことができます。
明るめのヘアカラーを楽しむには大事なケアですね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回のサロンスタイルはロングヘアのお客様でしたが、ボブやミディアムヘアでもグラデーションを楽しむことができます。
毛先を一度明るくしておけは次回のヘアカラーも鮮やかな色が選べるので長く楽しむことができます。
いつでもお気軽にご相談くださいね!お待ちしております!