SNSを中心に白髪を活かした『ハイライト』が増えてきましたね。
でも実はこれ、ただランダムにハイライトを入れればよいわけではありません。
以前の記事でも紹介していますが、白髪の生え方によってハイライトの入れ方を変えたり、色味を細かく調節してあげる必要があります。
白髪が目立たなくなるにはポイントがあり、それを外してしまうと、うまく馴染まなかったり、派手な印象になってしまい髪の明るさがコントロールできなかったり…
今回はそんな気になる白髪と上手に向き合うご提案。
せっかく染めるならヘアカラーを楽しみましょう!
✔️少しだけど白髪が出てきて気になっている…
✔️毎月白髪染めしているけど飽きてきた…
✔️明るい髪色に挑戦してみたい!
白髪のタイプは大きく分けて2つ!
白髪の生え方は個人差があり、詳細な理由についてはまだ分かっていないことが多いです。
過去記事でも触れていますが、色素をつくる細胞の枯渇が原因で白くなるそうです。
完全に防ぐことは難しく、進行を遅らせるためには生活習慣、食事など日々のケアが欠かせません。
それでも生えてきてしまえば気になりますよね。
少しでも気にならないようヘアデザインに活かすとしたらどのような方法があるのでしょうか?
生え方のタイプ別に見ていきましょう。
集中型
前髪付近やコメカミ、分け目辺りにかたまって生えてくるタイプです。
全体に少なくても太く集中すると場所によっては目立つことがあります。
このタイプの方は、部分的に『濃い色素のヘアカラー』で塗り分けて馴染ませることもできます。
ハイライトと組み合わせる場合は、集中しているポイントにトーンを合わせた筋を全体に作ることで視線を逸らすことができます。
点在型
全体に満遍なく生えてくるタイプ。
特に頭頂部や顔周りに点在していることが多いです。
この場合はハイライトを白髪に合わせて細かく入れいることで目立たなくなります。
明るく見せることも難しくありません。
(今回はこの点在型の解説をしていきます)
全体に増えてきたら…
全体の40%を超えてくると白髪の方が(体感的に)多く感じてきます。
ここまで来れば髪色の選択肢は更に増えて明るい色を楽しむことができます。
グレイヘア、シルバーヘアを楽しまれている方はこのくらいの白髪比率を超えている場合が多いです。
後頭部の方に黒髪が多いこともあるので、ハイライトを補助的にいれて全体のトーンを合わせることもあります。
ハイライトってどんな染め方?
よく聞くハイライトカラーですが、言葉の意味が広くていまいち良く分からないって方も多いかと思います。
美容室でよく聞かれるハイライトとはブリーチ(もしくは明るいヘアカラー)を使って筋状にデザインして染めることを指しています。
ヘアスタイルに合わせて、細かく馴染ませたり、筋感を残して毛流れを強調したり、ポイントで入れたりなど様々なデザインに対応できるのが特徴です。
明るく染める毛束はアルミホイルで包んで染め分けるのが一般的で、通常のヘアカラーに比べ時間やコストがかかります。
ただ一度ハイライトを入れてしまえば、しばらくの間はデザインが残るため毎回施術する必要はありません。
数回に一回のタイミングで調整できますし、二回目以降は部分的な補修で間に合うことも多いです。
髪の状態、ダメージ、デザインなど含め担当の美容師さんと綿密に話し合い計画を立てていきましょう!
こんな感じでアルミホイルを挟んで細かく染めていきます↓↓↓
どうやって入れるの?どうして目立たなくなるの?
先述の通り、点在型の白髪に対しては細かくハイライト入れることが大切です。
特に『白髪に合わせて』『根元付近から自然に』入れることが重要になります。
ブリーチ剤はとてもコントロールの難しい薬剤で、少しのミスで色ムラができたり、根元が明るく太くなったり、大きなダメージを負うこともあります。
これらの条件を全てクリアすれば白髪の周りに明るい筋を作ることができて、目立ちにくくなります。
neveでは複数種類のブリーチ剤を使い明るさをコントロール、内部補修トリートメントと残留薬剤の分解ケアを徹底することで最小限の負担で施術しております。
【写真で比較するとこのようになります↓↓↓】
ブリーチのハイライトをしただけの状態でまだ色素は入れる前の段階です。
根元付近から自然につながる細さとグラデーションを作ることで伸びてきても自然に繋がります。
ブリーチだけの状態でもカバーできているのが分かります。
【左側】
【右側】
【サロンスタイル】白髪染めを使わずにハイライトで透明感あふれるミルクベージュに!
実際のサロンワークを見てみましょう。
白髪染めは使用せずにファッションカラーのみで仕上げています。
これにより、光の透過を維持してツヤのあるスタイルにすることができます。
【ビフォア】
【アフター】
【動画】光に透けても綺麗な髪色に!
光に透かせた動画を載せておきます。
よ〜く見ると白いところはそのまま残っているのが分かると思います。
しかし肉眼でもパッと見にみつけることはできなくらいに馴染んでおり、光に当たってもギラギラ光ったりもしません。
白髪染めを使わなくてもこのように仕上げることが可能です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
最近は白髪に限らずエイジングに対してポジティブに向き合い愉しむ傾向が強まっているように感じます。
管理人自身も体調や体質の変化を感じどうメンテナンスを続けていくかを模索しています。
なんでも何とかなった20〜30代とは違い、自身の変化に戸惑う方も多いのではないでしょうか。
neveではヘアスタイルを通じてあなたの生活を少しでも楽しんで頂ける提案を続けていきたいと考えています。
今回のメニュー
ヘアカット→1500バーツ
ヘアカラー→2500バーツ
ハイライト(ハーフ)→2500〜3000バーツ